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技術なき行動は運任せでしかない

柚木昌宏

営業はホント面白い。

ただ、めちゃくそ嫌なことがある。

くそなんて言葉を使ってはしたなくてすみません。

生命保険の営業時代、とにかく嫌なことの代名詞と言えば、アポ取り。

ちょっと想像してみてほしいのです。

全く気のない相手をデートに誘う瞬間を。

あなたは社内のマドンナ、同僚の女性に恋をしている。

ご飯に誘いたい。

でも、彼女は社内の仕事ができて、遊びもできるかっこいい先輩に憧れている。

その先輩を見る時の目はズッキュンラブになっている。

一方、あなたは全く仕事ができず、見た目も悪く、喋りもダメ、家柄もダメ、自信もお金もありません。

彼女のあなたに対する扱いは明らかに悪い。

明確に嫌われている。

間違いなく相手にされず、即答で断られる。

あなたは、その彼女をデートに誘うのだ。

生命保険のテルアポはそんな感じ。

生命保険の話を聞きたい!!という人に、テルアポするなら楽なのですが、生命保険の話を聞きたいと言ってくる人は既に病気の人だったりして、保険に入れない人です。

元気いっぱい、病気なし、健康そのもの、生命保険?
はぁ?

という人にアポを取るための電話をかけるので、断られる可能性が高いわけです。

とっても、とってもテルアポが嫌でした。

「失敗しないように」という前提と「アポ取り」がくっつくと、「十分な人間関係もないし、この人にアポ取り電話をするのはまだ早い」という言い分が成り立ちます。

すると電話をかけるという行動が止まりました。

どんなに万全の準備をしても、アポに応じるかは相手が決めることなので、アポが取れない可能性、失敗の可能性はいつもあります。

つまり、断られる恐れがなくなることはありません。

ただ、アポ取らなきゃはじまらないので、ガクブルしながら、ビビりながら、勇気を振り絞って、出会った方々に電話をしていました。

どうせ断られるだろうな、嫌がられるだろうな、と頭の片隅で思いながらも、電話をかけると一定割合でアポが取れました。

その時のテンションのあがりようたるや、です。

弱い自分に打ち勝って手に入れた勝利であり、自分が大きくなったような気がしました。

心の声はいつも「失敗しないように慎重にやれ」と言ってきますが、その声に耳を貸さず、成果のために取るべき必要な行動を取ったときだけ、成果が入ってきます。

あとはその勇気を成果に変えていくための技術。

それはアポ取りの技術、セールスの技術です。

技術は磨けます。

技術は訓練の賜物なので、最初の技術は低いです。

いきなり最高の寿司が握れないのと一緒です。

ただ適切に磨き上げれば、技術は必ず少しづつでも向上します。

「技術が向上しきったら、行動します」と言う人がたまにいますが、そういう人は技術が身についても、何だかんだと理由をつけて行動しません。

やらない人はやらないのです。

プルデンシャル生命というフルコミのプロセールスの世界では、全員磨かれた高いセールス技術を持っています。

おそらく本当に日本一だと思います。

全員優れた技術を持っているにも関わらず、成果が出ない人もいます。

成果を出す人には共通項があります。

行動する人です。

「失敗しないようにやれ」そんな成果を遠ざける悪魔の囁きに耳を貸さず、成果のためにやるべきことをやる。
その人が徹底的に勝ちます。

勇気を振り絞った先の行動。

それが、全ての成果の入り口です。

嫌だ、嫌だと言いながらテルアポし続けたように

「成果のために必要な行動をとる自分」は、今この瞬間に手に入ります。

つべこべ言わずやる、ただそれだけです。

つべこべ言わずやってまんがな!
でも成果でまへんがな!

そんなあなたが技術を学んでください。

技術なき行動は、当たりを願って買う宝くじと同じです。

運でしかありません。

自営業という世界が、そんなことで生きていけるほど、甘い世界ではないことはみんな重々承知のはずです。

なんであれ、やるべきことをやる。

なんであれ。

さ、私も行動します。

一緒に行動しましょう。

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